ケアの必要性
親にとって、わが子を亡くすということほど大きなショック、
耐えがたい悲しみはないと思います。
妊娠、出産、子育てのどの時期であれ、
かけがえのない赤ちゃんの死を体験した時、深い悲しみや向けようのない怒り、
自分を責める、さらに無気力な状態や感情が希薄になるなど、
感情のコントロールができなくなる時期があります。
“この気持ちをどうしたらいいのか分からない”と思うかもしれませんし、
暗闇の中で迷い込んだように感じるかもしれません。
不安や焦り、孤独を感じたり、あの時こうしておけば良かったと後悔したり、
家族やご近所、職場、友人との関わりで悩んだり・・・。
よく話されるテーマとして
- 告知されたときの気持ち
- 手術のときの思い
- 家族との関係
- 医療者との関係
- 友人との関係
- 供養や納骨について
- 命日について
一人で悶々としてた日々を過ごし、
複雑な気持ちがめぐりめぐって誰にも言えなかったことを秘めている方はとても多いです。
