コンセプト

想像していなかった経験(流産・死産・新生児死)に直面したとき、混乱するのは当然です。
「分からないこと、知りたいこと、どうにもならない気持ちなど、
一緒に考えていくお手伝いができれば・・・」
と思っています。

あいさつ

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田中 啓一(産婦人科医、精神科医)

2000年になるよりも前、北海道小樽市の病院にいました。
1年間に800人の赤ちゃんが生まれる活気のある病院でした。

あるとき、超音波検査で頭がうつらないあかちゃんがいました。
産科学では「無脳児」と言われます。頭の骨はできているのだけれども、脳が欠けているのです。
その場合、お母さんのおなかの中では生きられるのですが、
生まれてくると、まちがいなく1日から数日の間に亡くなります。

この赤ちゃんのお母さんとお父さんは人工死産を選択しました。
赤ちゃんが生まれた夜、分娩室でお母さん、お父さん、そして生まれたばかりの赤ちゃんの
3人でしばらくの時間をすごしました。
そのとき、お父さんが「3人だけの時間をすごしたいので、病院の方は分娩室の外へ出ていてくれませんか。ほんの少しの時間だけです。用があるときには言いますから」と頼んだのでした。
分娩室から病室に戻り、その夜中、親子3人水入らずの時間をすごしました。

次の日、私は前夜のできごとを看護師さんから聞いたのでした。
無脳児として生まれたわが子への両親の想いはどんなものだったのでしょうか。
このことがあってから、流産や死産や人工死産でこどもを亡くした方々に
何か役に立てることができないかを考え始めました。
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